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夢を叶えるために脳はある


 脳の特徴は自発的変化にあります。脳は自ら活動し、その活動に基いて自らを「変化」させます。
 子供から大人への脳の成長・発達、各人に固有な思考パターンや哲学観の変化、うつ病や認知症などの病気。これらは脳に生じた何らかの「変化」です。記憶も同じことです。覚える という行為は「知らない状態」から「知っている状態」への脳の変化です。 つまり、成長、脳高次機能、脳疾患は、すべて脳の「変化」という軸で捉えることができます。 その変化の方向(もしくは、あえて変化せずに停留すること)が、たまたま外部から好都合にみえる場合は「学習」「適応」と賞賛され、不都合にみえる場合は「病気」「不適応」として矯正の対象となります。
 脳が変化すること、そしてその変化が脳に保たれることを「可塑性」とよびます。 私たち薬品作用学教室では、可塑性に主眼を置くことで、薬科学の観点から、人々が健やかに生活できる社会づくりを夢見ています。




薬品作用学教室の研究スタンス ・・・ 脳のために脳を使って脳を知る

ミッション(Mission)
脳の発生機構と動作原理を通じて、i)健康と疾患、ii)成長と老化、の仕組みとその意味を探究し、研究成果を幅広く社会還元します。

ビジョン(Vision)
1. 脳回路が、i)どう編まれ、ii)どう機能し、iii)いつなぜどのように破綻するのか、を解明します。
2. 脳の疾患を、i)治療する方法、ii)予防する方法、iii)予測・診断する方法、を模索します。
3. 脳が秘める潜在力を探索します。
4. 上記1~3を通じて、創薬科学に貢献します。

バリュー(Value)
人々の健康を促進し、人々の知的好奇心を刺激することで、健全な社会の維持に資する研究を行います。




最近のニュース詳細

2018.12 松本信圭君が助教に就任
2018.10 折田健君が日本薬理学会関東部会で優秀発表賞を受賞
2018.10 佐藤由宇君がUTIDAHMシンポジウムでポスター優秀賞を受賞
2018.10 ERATO池谷脳AI融合プロジェクトが始動
2018.8 坂口哲也君がエタノールが相手の心を読む能力を高める仕組みを解明
2018.8 野口朝子さんが次世代を担う創薬・医療薬理シンポジウム2018で優秀口頭発表賞を受賞
2018.6 小島寛人君が東京大学生命科学シンポジウムでポスター賞を受賞
2018.5 星雄高君が脳浮腫の新たなメカニズムを解明
2018.4 八幡洋輔君が熟慮後の失敗が学習を促進することを発見
2018.4 星雄高君と小此木闘也君が日本薬学会年会で学生優秀発表賞を受賞
2018.3 牧野健一君と小野寺純也君が日本薬理学会関東部会で優秀発表賞を受賞
2018.2 乘本裕明君が睡眠中に脳回路がクールダウンされる仕組みを解明
2018.1 高木敬次郎名誉教授が永眠
2018.1 佐々木拓哉助教が即時記憶の保持のメカニズムを解明




大学院生募集

東京大学大学院薬学系研究科では大学院生を広く募集しています。私たちの研究室でも文理問わず様々な分野からメンバーを迎え、研究を推進しています(当研究室の大学院生の約半数が他大学出身です)。詳しい説明はこちら。なお、次回の説明&見学会は2019年5月頃を予定しております。




外部リンク

東京大学  東京大学大学院薬学系研究科  池谷裕二の個人ホームページ